2012年01月12日

永遠の0



著者:百田 尚樹

成績優秀で合格間違い無しといわれていたにもかかわらず、3 回連続司法試験に落ちた主人公。やる気を無くしてブラブラしていた彼は、司法試験を目指すきっかけとなった尊敬する祖父が、祖母の再婚相手で実は血がつながっていなかったことを知る。実の祖父が零戦乗りで、終戦前に特攻で亡くなったことを知っても特に感じるところはなかった主人公が、ライターの姉の願いを聞き入れて実の祖父の足跡をたどった先には、戦争という大義と権力者に翻弄された市井の人々の現実と、家族の秘密があった。続きを読む
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2007年12月03日

星新一 一〇〇一話をつくった人



最相 葉月

図書館で順番待ちをしていたら、読むのがこんなに遅くなってしまった。
人気作品を早く読みたいと思うなら、図書館で借りてはいけないねぇ。

久しぶりに活字を読んだなという気がした、星新一の伝記。
自分も、やはり中学・高校のころに星新一にはまって必死になって読んでいた記憶がある。

あの短い一編一編に、途方もない労力を注がれていたのだと驚く反面、一種独特な業界の雰囲気に包まれた、どこの世界にもある序列社会の壁にこんなところでも出会おうとはと、残念だったりもする。

日本にSFが根付く過渡期が、こんなに近い時代にあったのかという驚きと、さて今のSFとはどんなものかなと思いあぐねつつ読み進めるのは新鮮で楽しかった。

小説家って、怖い職業です・・・。
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2006年08月10日

西の魔女が死んだ



梨木 果歩

西の魔女=おばあちゃんが、まいに仕込んだ魔女修行。
それは自律と毎日を篤く生きること。
魔女はまいに、自分が死んだら「死」の証拠を残すことを約束した。

死ぬことは生きることの延長なのかなぁ。
よくわからないけど、今の自分でなくなることには変わりないのだろうと、私は思う。
果たして魔女の、まいの考えはどうだったんだろう。
何にせよ、毎日々々を後悔せずに生きていきたいもんだと思う。
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2006年07月19日

サムライカアサン

サムライカアサン

板羽 皆

オカンは毎日戦っている。
オカンは毎日愛のために戦っている。
戦っているオカンはかっこいい。愛くるしい。
そして、暑苦しい・・・w

いや、いいオカンです。
電車で読んじゃいけない本リストに追加です。
世のオカンがみんなこんなだと、世界は平和です。きっと。
ということで、これからオカンになる人は、みんなサムライカアサンを目指すとヨイですw


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2006年06月06日

やみなべの陰謀

やみなべの陰謀

田中 哲弥

いやいや、こんな方いたんですね。
面白いです。素直に。
ここ何年も、小説は書いていなかったらしいですが、復活するそうです。
どんどん書いてほしいモンです。
アクロバティックかつ、謎解きはご自分でどうぞ的なところもあるタイムスリップショートショート連作集。

クドカンの昼ドラもお奨めですが、こいつもお奨めですw
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2006年05月30日

神の手(上)(下)

神の手(下)

パトリシア・コーンウェル

前作から、スカーペッタが若返ったりといろいろと「なんじゃこりゃ」だったわけですが。
今回も結構なんだこりゃです。
ばらばらすぎてもう新しい作品として受け入れてる自分がいましたね。
アメリカンっておおらかだなぁ。

毎回、"もう次は読まないだろうな"と思うのに、なぜか読む機会を得るパトリシアコーンウェルですが、いらない 500 円傘と一緒で、こういうのは全シリーズ読むことになったりするんだろうなぁ・・・。
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2006年04月11日

とりぱん(1)





とりのなん子


東北の四季と野鳥たちを、どうにもヘタウマなタッチで描いた巷で流行りの癒し系エッセイ漫画。

ここ10年ばかり、こういう味があるというか、そうとうデッサンが狂ってるような気がするけどつい見てしまう漫画が増えますた。
動物漫画は数あれど、野鳥観察の漫画は確かに少ない。
田舎のにおいがとても心地よく表現されているので、最近ストレスの多い生活を送っている人にはお奨め。
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2005年05月31日

もやしもん(1)



石川 雅之

菌が見える農大生のキャンパス菌ライフと、菌を取り巻く人々の話。

菌が、菌がかわいい。
「かもすぞ〜」を合言葉にいろんな菌が!
ダイワハウスのCMより、もっとかわいいっす。
でも「ココニオレタチノイエヲタテヨウ」とかいってる白癬菌を見てると、
ダイワハウスのCMってもやしもんを読んでる人には結構ツボな気がする(笑)
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2005年05月23日

だめっこどうぶつ(1)〜(2)



桑田 乃梨子

狼のくせに狩りができないダメ狼うる野に根暗なペガサスぺガの助たちが送る、
愉快でだめだめな森の暮らし。

一瞬たじろぐほどにくだらないけどおもしろい、着ぐるみ動物たちの毎日。
うる野君、果てしなくおばかさんで、2巻はさらに身勝手炸裂してます。
しかも、2巻のうる野君の悩み、狩りができない狼って
根本の部分からどんどん遠くに離れていってます。
うる野君だけじゃなく、全員そんな感じ。
唯一悩んでなさそうなのが「ネコ科乙女の会」
ってところがさらにおかしい。
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2005年04月26日

トルコで私も考えた(1)〜(4)



高橋 由佳利

トルコにほれ込み、トルコ人と国際結婚した漫画家・高橋 由佳利のトルコ生活実録エッセイ。トルコでの夫婦生活から、子供が生まれてからの日本での暮らしも交えての楽しい日常。

トルコといえば、クルド民族問題やインフレ・デノミと日本では最近良いニュースの少ないところだが、現地の人々の地に足つけかつ楽しそうな暮らしぶりを見ると、昭和30年代の横丁づきあいが活発だった日本を彷彿とさせる。
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2005年04月16日

監督不行届



著者:安野 モヨコ

オタク界のカリスマ(?)、庵野秀明監督に嫁入りした漫画家安野モヨコが描く、完璧なるオタ嫁への軌跡。

なんかの雑誌についていた"号外"で、この方々の結婚の記事を読んたときは、冗談かと思っていた。
本が出てるのを見て、「へー、ほんとだったんだ」と…(笑)。
実際、書店に並んでいたこの本を、買おうと思っていなかったのについ買ってしまったのはやっぱりロンパース姿の安野モヨコに、衝動を抑えきれなくなったから(笑)
巻末に庵野監督のインタビューが載ってるんだけど、監督の嫁への愛の溢れっぷりにちょっと感動。
面白そうだけどちょっと躊躇してる方、躊躇せずに衝動に素直に従うのもたまには良いのでは(笑)?
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2005年04月13日

イエティの伝言



著者:薄井ゆうじ

イエティを捕獲したことで一躍脚光を浴びてから3年が過ぎ、味川は凡人に戻って再びネパールを訪れた。3年前捕獲したイエティと味川の取材の依頼が舞い込んだのだ。
そこで待っていたのは、味川がセンセーと呼ぶイエティと国連調査団、そしてキダブという名の老獪な商人だった。

イエティという幻の生き物との対比を通じて、人間と愛を問う・・・。
壮大に聞こえるけど、読んでみるともっと簡単なんだけどねー。
動物と人間の違いを、人間はことさらに強調したがるけど、それってなぜなんだろうって考えていくと、突き詰めるとこういうところに行き着くのかも。人間は孤独に弱いしね。
やさしい文体で、深い部分をずばりと突いてくるのはすごいです。
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2005年04月12日

鱗姫



著者:嶽本野ばら

楼子は、裕福な家で育ちあり余る美貌を持つ少女だったが、自分の肌に並々ならぬ執着を持っている。
しかしその異常なまでの執着には、家に代々伝わる悲しくも恐ろしい秘密と深い関わりがあった。

はー、男の人だったんですか。著者近影見ても、気付きませんでしたわ。
ちょっとしたきっかけで手にとってみましたが、クライマックスぎりぎりまでは結構おもしろく読めました。
結末は好きずきかなぁ。私としてはそこまでの盛り上がりが楽しかったので、安直かなぁとは思いましたが。
鱗姫、そのまんまですな。登場人物としては、やっぱり叔母・黎子が(・∀・)イイ!
ゴシックを追求するならこのくらいやってほしいって感じ。明るいロココより、断然暗いゴシックがお似合いです。
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2005年04月11日

ネコマジン



著者:鳥山 明

ネコマジンは、ちょっとお金にうるさい正義の味方(?)。
弱いものいじめと侵略者をあっという間に追い払い、アイスクリームに舌鼓。
世界中に100マジンほどいるらしい。

あー、鳥山明だーっていう作風。
ドラゴンボールもそれなりに面白かったけど、あられちゃんの方が好きって方には激烈におススメ。とっても強いネコマジンは、あられちゃんっていうより、よりせせこましい人間チックなマジンブゥって感じ。鳥山明という人は、こういうキャラクターかかせたらやっぱ天下一だと思いますw
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2005年04月01日

エマ(1)〜(5)



著者:森 薫

19世紀のイギリスは、産業革命で台頭した商家が貴族社会を呑み込んでいく過渡期だ。そんな時代、貴族がまだ金も力も持っていた頃に彼らとの縁をより親密にしたい商家ジョーンズ家は、跡取り息子に貴族の嫁を望んでいた。しかし、息子ウイリアムズの心をトリコにしたのは・・・。

3巻までが結構ぽやぽやしたストーリー展開で、4巻で一気に「お子様向け」昼メロのようなドラマがあり、今回の5巻は「お子様向け」ハーレクインみたいな味付けって感じ。
どこまでいっても「お子様向け」という感じはするけど、最近のどこまでも生臭い昼メロやシモネタ満載のハーレクインに比べると、なんだかほのぼのとしていて、きちんと時代を感じさせるつくりになっている気が。
ちょっと4巻と5巻の間が空いてたような気がするけど、次は結構すぐに出るらしい。

ちなみに、著者の森薫さんは、ご自身でサイトを作っている。
去年の夏からずっと更新されていないけど・・・。
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2005年03月29日

ろまんが(1)〜(2)



著者:新井 理恵

前身の「うまんが」から、主人公をコンチキチにさしかえて内容も一新(?)。
コンチキチの隠された生い立ちとかシリアスな伏線を交えつつも、あいかわらず「うまんが」でメインだったまくまくも登場するシモネタ満載のギャグコメディー。

一体何のために用意されてるシリアスストーリーなのか、まくまくとかが出てきてシリアスなシーンをぶち壊すは、そうでなくてもなんとかかんとかシリアスのままでは終わらせないのはどうなんでしょう。あまり小さい子には読ませたくない(゚Д゚)な描写も満載。R15指定くらい?オトナの分別としては(笑)。
しっかし、ギャグマンガでたまに脇役が「いつかおれが主人公になってやる!」っていってるけど、そのギャグがそのまま現実化されてて、どこまでも始末に終えないのに困ったことにおもしろい(笑)。とはいえ、この漫画はかなり好き嫌いがはっきり分かれるだろうねー。
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2005年03月24日

猫辞苑



猫辞苑―現代「猫語」の基礎知識

著者:えびな みつる

ぼんやりYahoo見てたら、目に飛び込んできたこの3文字。
内容ちょっと見て、こりゃ買いだ、と思ったわけですよ。
即買しましたですよ。

ことわざが収録されてるってところが(・∀・)イイ!
皆様も機会があったら是非どうぞw

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2005年03月21日

鉄子の旅(1)〜(2)



著者:菊池 直恵

鉄道オタク、いわゆる"てっちゃん"には、たくさんのタイプがいる。
車両が好きな人、時刻表が好きな人、電車に乗ることが好きな人…。
そしてこれは駅に魂を捧げた(?)"てってゃん"と旅をすることになった漫画家が書いたホントの話…らしい。

なにしろ、売れない漫画家はいろんな仕事をさせられるもんだ。
かわいそうな気もするけど、読んでるほうはおもしろいからもうすこしこう、盛り上がりを(笑)
周りにいる"てっちゃん"に駅オタはいない。
でも、車両と路線と時刻表はいる。"てっちゃん"…奥深すぎ。
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2005年03月17日

はちみつとクローバー(1)〜(7)



著者:羽海野 チカ

竹本、森田、真山は、同じ風呂なしアパートに住む美大に通う貧乏学生。
そして(うるるん風に)「大学の研究室で〜竹本・森田・真山が〜はなもとはぐみと〜であった〜」ところから、すべての物語がはじまるのだ。

またしても新しい、しかも続刊中のマンガに手を出してしまった。
だって、おもしろいってお薦めされたんだもーん。
果たして、まだ1巻しか読んでないので、ぜんぜんハナシも動いてなくてよくわかりません。
つか、ヒロインが18歳とは思えないすばらしい萌え系キャラ。
大学生3人がそれぞれに主人公的位置づけにいて、それぞれのサイドストーリーがメインに絡んで進むので、思っていたより複雑です。
もっとぽやぽやーん、ぱやぱやーんとしているのかと思いきや、メインはもちろんそんな感じに(1巻は)進んでましたが、はたしてこれからはどうなることやらな含みが盛りだくさん。
続きをどんどん買って早く読みたい気分にはならないのは、キャラ全体がかわゆい系だからか、展開が遅いからか・・・。
ホントはフトコロがさびしいからとかはナイショ。
posted by Nigi at 14:18| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

もうひとりのグリム-グリム兄弟以前のドイツ・メルヘン



撰者:板倉 敏之 (翻訳), 佐藤 茂樹 (翻訳), 浜田 恂子 (翻訳), 藤原 怜子 (翻訳)

新しく来た継母が二人姉妹の姉だけをかわいがり、果ては姉をたぶらかして妹を殺そうとする「ふたりの子を持つ女の美しい話」他全14編

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posted by Nigi at 23:48| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 書誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする